受け大事(キンモクセイで金銀桂香コンプリート)


今回の将棋は、107手目で時間切れが正しいです。
時間切れによる決着っていうのがちゃんと棋譜に入っていないようで、そのあとの検討棋譜がそのまま表示されています。

さて。キンモクセイの香りが漂ってきて秋を感じます。
私はキンモクセイの香りが好きです。
今年は猛暑の影響か、例年より少し開花が遅いようです。

キンモクセイ、漢字では「金木犀」と書きます。
似たような木に「ギンモクセイ」があります。
「銀木犀」と書きます。
漢字に「金」と「銀」が入っていて、なんだかちょっと将棋と縁を感じますね。

さらにキンモクセイは香りが強いことから「香車」と縁がある駒だと感じます。
香りが強い木は「香木」と呼ばれたりしますが、
昔、いい匂いがするものは非常に貴重であったため、香木というのはそれはもう大変貴重なものでした。
だから、「香車」という駒があるんですね。
貴重品が駒の名前になっていますから。

キンモクセイやギンモクセイ、これらをまとめて、中国語では「桂花」と書くそうです。
桂馬の「桂」はシナモンが由来と言われていますからキンモクセイとは関係ありませんが、
そういう漢字を使われていると、非常に縁を感じるのです。

将棋は、受けが失敗した1局となりました。
あそこをしっかり受けることが、居飛車急戦で大事なところになります。
攻めは時間の問題で切れることはなかったんだから、でも受けミスで一気に終わるのが船囲いの面白いところでもあります。
ちゃんと受ければすごく固くなるし、ちょっとミスると一瞬で寄せられちゃう。
楽しい戦法です。

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